- 寝付けない
- 眠りが浅い
- 朝早く目が覚めてしまう
- 朝起きにくい、など
睡眠が上手くとれないことでお困りの方は、
当院(前橋 桃の瀬クリニック)に受診される方の中にも、
たくさんいます。
適切な睡眠時間は、個人差が大きく、
またうつ病やその他の精神疾患による不眠もありますが、
ここでは一般的な、良い睡眠の習慣についてお話します。
理想の睡眠とは、どのようなものでしょうか?
「8時間以上」、「早寝早起き」、「規則正しい睡眠」。
そんな睡眠をとりたい、このような要望を良くお聞きします。
確かに理想ではありますが、
それぞれの生活環境や仕事、体質によっては、
必ずしも現実的ではありません。
成人として考えた場合、
そのような睡眠を目指すと、
かえって寝付きにくくなったり、
睡眠が浅くなることがあります。

そこでおすすめするのは、
「夜更かし、早起き」、「起床時間だけ固定」です。
成人であれば、
6時間程度でも睡眠は十分ですし、
毎日同じ長さの睡眠である必要もありません。
夜更かし気味にして、
寝る時間は決めず、
やることが終わって、
眠くなってきたら横になる。
早めに寝た日でも、遅くなってしまった日でも、
起床の時間は、早めの時間で固定する。
という方法です。
起きた時間から体内時計は動き出すので、
決まった時間に寝るよりも、
決まった時間に起きることで、
睡眠リズムは保たれます。
たとえば、日勤の方であれば、
毎日7時には起きる。休日も7時起き。
横になる時間は、23時でも、1時でも良い、
というような感じです。
眠りのことでお困りの方は、
ぜひ試してみてください。
ただし、うつ病等の精神疾患による不眠の場合は、
上記のような睡眠習慣の工夫だけではなく、
適切な抗うつ薬や睡眠薬による治療が必要です。